ギャラリー
機能性も快適性も!時短テクが詰まった3LDK→1LDK
今回ご紹介するCさんは、3LDKから1LDKにリノベーションしました。ご自身のライフスタイルや好きなもの・嫌いなものを明確にした上で、機能性と快適性を兼ね備えた空間になりました。どのような部分でこだわり、理想の住まいを叶えたのでしょうか。家探しの経緯から家づくりでこだわった点について伺いました。
【高い家賃が不安になり、家探しを検討】
「元の賃貸は、新築で1LDKのデザイナーズマンションみたいな物件で理想通りでしたが、都心だったので家賃が高くて。このまま払い続けていたらどうなるんだろうと心配になったんです。半年後に更新を迎える段階で、家を買うのもいいのかなと思い、検討し始めました」
10件ほど内見したとのことですが、こちらにした決め手は?
「窓からの景観が良かったことです。他にも見た物件は駅の反対側で、街開発が進んでいるためか、窓から見える景色がマンションだけだったんです。せっかく都心から離れたのに、マンションViewなのは息苦しいようにも思えて。その点でここは低層住宅地域なので周りには戸建てしかないし、目の前は畑。のんびりした雰囲気が気に入りました。あと、ベランダにスロップシンクがあったこと。観葉植物が好きなので、水やりに便利だと思いました」
【絶対条件だったクローゼットを主軸に間取り決め】
3LDKを1LDKにされましたが、どうやって間取りを決められましたか?
「もとから広いLDKにしようと思っていましたが、絶対欲しかったのは大きいクローゼット。洋服がたくさんあって、以前は家に収まらないので倉庫を借りていたほど。普段着るのはウォークインクローゼット(WIC)、着ないものはクローゼットにしまっています」
WICはオープンタイプです。一眼で何があるかがわかり、湿気がこもらないというメリットがあります。枕棚をつくり、細々したものはそちらへ。WICの隣に造ったクローゼットも、湿気がこもらないようにドアをつけていないそうです。普段着るものと季節柄合わないものの、使い分けができます。バッグはすぐに取り出せるように壁に棚板を設置して、お店のディスプレイように目でも楽しめる収納になっています。
【クローゼットと行き来できるラクラク動線の土間】
WICは土間と続いています。土間は靴を履いて全身コーディネートができるようにクローゼットのところまで広げて、仕切りの壁には全身鏡を取り付けました。このようにすぐ行き来ができると、効率よく準備ができて時短にもなりますね。
WICと土間は床材でゾーニングしています。床材でのゾーニングはリノベーションでもよく用いられる手法。扉や仕切りを使わずにゾーニングしたい方にオススメです。
【障子がアクセント!シンプルがテーマの広々LDK】 リビングに障子とは斬新ですが、障子にした理由は?
「インテリア雑誌に載っていて、いいなと思って真似しました。もともとカーテンは寝室以外には付けたくなかったんです。寝室には暗くするために必要だけど、その日によってドレープの寄り方が違うのが煩わしいから、リビングには付けたくなくて。障子なら常に形が一定だし、シンプル。もとからシンプルなものが好きで、取り入れました」
障子は陽の光を十分に取り入れつつ、プライバシーも保てます。和モダン以外のテイストにもなじみますね。
天井は障子に向かって緩やかなアーチになっています。これも雑誌から取り入れたアイディア。丸みを帯びた天井は室内に柔らかい印象を与え、部屋全体を広く見せる効果もあります。
【好きなものを飾る空間は、おうち時間の癒しに】
ダイニングには飾り棚を造りました。食器や花瓶が好きということで、デザイナーがディスプレイできるようにと提案。室内に好きなものを飾る場所があったり、好みのものがぱっと目に入る瞬間、いつもより少し幸せな気持ちになりませんか?そんな癒しの場所がいくつかあると、おうち時間がもっと楽しくなる、そんな空間でもあります。
【当初の予定から変わったキッチン】
最初はステンレスキッチンを考えていたそうですね。
「オールステンレスにこだわっていたんですけど、カウンターをモルタルにする予定だったので、ステンレスにしても隠れるし、予算も越えるからと白いキッチンを提案してくれました。デザイナーさんに言われなければステンレスにこだわって予算オーバーになっていたので、提案してもらって良かったです」
希望のものを取り入れるときに考えたいのが、コストバランスと「見える配分」です。せっかく選んでも、見えない場所では勿体ない場合があります。見える場所にはこだわり、隠れる場所にはコスト面も重視するのも一つです。
【生活感を払拭した大容量パントリー】
パントリーも最初から希望していたのですか?
「食器の量を話したらパントリーを提案してくれました。洋服も好きですが、それ以上に食器が好きで、びっくりする程の量があるんです(笑)。以前は食器も洋服と一緒に、借りていた倉庫に保管。冷蔵庫も入るくらいの広さを確保するため、隣の寝室は広さを狭めました。寝室はベッドが入る広さがあれば十分なので、パントリーの広さを優先しました」
【時短・風通しの良さを叶えたこだわりの洗面脱衣所】
「間取り作りの段階から、洗面脱衣所は座れるようにしたいと思っていました。ここで洗顔・メイクを完結できるようにしたかったんです。以前は顔を洗ったら鏡台に移動してメイクって流れでしたが、その移動が面倒で。全部完結できるように椅子が入るスペースを造ってもらいました。他にも下着や部屋着を取り出せるように壁面収納を造ったので、ここでまとめてできるようになって便利です」
もう一つの特徴は、天井下の壁につくったスリットです。スリットは窓がなかったり、照明があっても薄暗かったりする場所で、隣の部屋から明かりを取り込むために造られます。
このスリットを造った理由は?
「私が汗かきなので、リビングから風が入るようにスリットを造ってもらいました。おかげさまで風通しがいいから涼しいし、湿気もこもらない。明るさも取り入れられるので、造って大正解です。」
【高い家賃が不安になり、家探しを検討】
「元の賃貸は、新築で1LDKのデザイナーズマンションみたいな物件で理想通りでしたが、都心だったので家賃が高くて。このまま払い続けていたらどうなるんだろうと心配になったんです。半年後に更新を迎える段階で、家を買うのもいいのかなと思い、検討し始めました」
10件ほど内見したとのことですが、こちらにした決め手は?
「窓からの景観が良かったことです。他にも見た物件は駅の反対側で、街開発が進んでいるためか、窓から見える景色がマンションだけだったんです。せっかく都心から離れたのに、マンションViewなのは息苦しいようにも思えて。その点でここは低層住宅地域なので周りには戸建てしかないし、目の前は畑。のんびりした雰囲気が気に入りました。あと、ベランダにスロップシンクがあったこと。観葉植物が好きなので、水やりに便利だと思いました」
【絶対条件だったクローゼットを主軸に間取り決め】
3LDKを1LDKにされましたが、どうやって間取りを決められましたか?
「もとから広いLDKにしようと思っていましたが、絶対欲しかったのは大きいクローゼット。洋服がたくさんあって、以前は家に収まらないので倉庫を借りていたほど。普段着るのはウォークインクローゼット(WIC)、着ないものはクローゼットにしまっています」
WICはオープンタイプです。一眼で何があるかがわかり、湿気がこもらないというメリットがあります。枕棚をつくり、細々したものはそちらへ。WICの隣に造ったクローゼットも、湿気がこもらないようにドアをつけていないそうです。普段着るものと季節柄合わないものの、使い分けができます。バッグはすぐに取り出せるように壁に棚板を設置して、お店のディスプレイように目でも楽しめる収納になっています。
【クローゼットと行き来できるラクラク動線の土間】
WICは土間と続いています。土間は靴を履いて全身コーディネートができるようにクローゼットのところまで広げて、仕切りの壁には全身鏡を取り付けました。このようにすぐ行き来ができると、効率よく準備ができて時短にもなりますね。
WICと土間は床材でゾーニングしています。床材でのゾーニングはリノベーションでもよく用いられる手法。扉や仕切りを使わずにゾーニングしたい方にオススメです。
【障子がアクセント!シンプルがテーマの広々LDK】 リビングに障子とは斬新ですが、障子にした理由は?
「インテリア雑誌に載っていて、いいなと思って真似しました。もともとカーテンは寝室以外には付けたくなかったんです。寝室には暗くするために必要だけど、その日によってドレープの寄り方が違うのが煩わしいから、リビングには付けたくなくて。障子なら常に形が一定だし、シンプル。もとからシンプルなものが好きで、取り入れました」
障子は陽の光を十分に取り入れつつ、プライバシーも保てます。和モダン以外のテイストにもなじみますね。
天井は障子に向かって緩やかなアーチになっています。これも雑誌から取り入れたアイディア。丸みを帯びた天井は室内に柔らかい印象を与え、部屋全体を広く見せる効果もあります。
【好きなものを飾る空間は、おうち時間の癒しに】
ダイニングには飾り棚を造りました。食器や花瓶が好きということで、デザイナーがディスプレイできるようにと提案。室内に好きなものを飾る場所があったり、好みのものがぱっと目に入る瞬間、いつもより少し幸せな気持ちになりませんか?そんな癒しの場所がいくつかあると、おうち時間がもっと楽しくなる、そんな空間でもあります。
【当初の予定から変わったキッチン】
最初はステンレスキッチンを考えていたそうですね。
「オールステンレスにこだわっていたんですけど、カウンターをモルタルにする予定だったので、ステンレスにしても隠れるし、予算も越えるからと白いキッチンを提案してくれました。デザイナーさんに言われなければステンレスにこだわって予算オーバーになっていたので、提案してもらって良かったです」
希望のものを取り入れるときに考えたいのが、コストバランスと「見える配分」です。せっかく選んでも、見えない場所では勿体ない場合があります。見える場所にはこだわり、隠れる場所にはコスト面も重視するのも一つです。
【生活感を払拭した大容量パントリー】
パントリーも最初から希望していたのですか?
「食器の量を話したらパントリーを提案してくれました。洋服も好きですが、それ以上に食器が好きで、びっくりする程の量があるんです(笑)。以前は食器も洋服と一緒に、借りていた倉庫に保管。冷蔵庫も入るくらいの広さを確保するため、隣の寝室は広さを狭めました。寝室はベッドが入る広さがあれば十分なので、パントリーの広さを優先しました」
【時短・風通しの良さを叶えたこだわりの洗面脱衣所】
「間取り作りの段階から、洗面脱衣所は座れるようにしたいと思っていました。ここで洗顔・メイクを完結できるようにしたかったんです。以前は顔を洗ったら鏡台に移動してメイクって流れでしたが、その移動が面倒で。全部完結できるように椅子が入るスペースを造ってもらいました。他にも下着や部屋着を取り出せるように壁面収納を造ったので、ここでまとめてできるようになって便利です」
もう一つの特徴は、天井下の壁につくったスリットです。スリットは窓がなかったり、照明があっても薄暗かったりする場所で、隣の部屋から明かりを取り込むために造られます。
このスリットを造った理由は?
「私が汗かきなので、リビングから風が入るようにスリットを造ってもらいました。おかげさまで風通しがいいから涼しいし、湿気もこもらない。明るさも取り入れられるので、造って大正解です。」
FLOOR PLAN
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Before
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After
INFOMATION
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費用
物件価格3,150万円+リノベーション650万円=3,800万円
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施工面積
70.43㎡
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工期
2ヵ月
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家族構成
ご夫婦2人
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プラン
3LDK→1LDK
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月々のお支払い
110,447円