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中古住宅は後悔しやすい?後悔しないためのポイントを解説します!

BLOG. 2022.7.2

大阪周辺で中古住宅を購入して家にかける費用を抑えたり、中古住宅とリフォームを組み合わせたりして自分だけのマイホームを実現しようと考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、中古住宅を購入して後悔している人もいることを忘れてはなりません。
リフォーム費用が高いなど、思わぬところで出費が生まれるのも中古住宅の特徴です。
今回は、中古住宅での失敗例を参考にしつつ、中古住宅を購入するうえで失敗しないためのポイントについて解説します。

 

□中古住宅で後悔しやすいポイントについて解説します!

中古住宅での注意点は主に3つあります。
1つ目は、給湯設備や換気扇などの設備が古く、住み始めてから設備の古さに気づく場合があることでしょう。
購入前の内見の時点で、設備が古いことはある程度把握できます。
しかし、給湯設備や換気扇のような設備の古さは、内見しただけではわからない場合があります。

見える部分以外について知ることも、内見では重要でしょう。
給湯器や換気扇の場合、寿命は10年から15年とされています。
そのため、内見してわからなかった要素に関しては、質問してみると良いでしょう。

2つ目は、思っていた以上に出費が必要となるケースがある点でしょう。
まず、上記で説明したような設備の古さから、住み始めてから比較的早い段階でリフォームが必要になる場合があります。

それだけではなく、税金の面でも思わぬ費用がかかってしまうでしょう。
実は、住宅ローン控除のような税金の控除を受ける場合、中古住宅では条件を満たしていなければ適用されません。
さらに、中古マンションの場合には、建物の価値がなかなか下がらないため、固定資産税が減りにくく、思わぬ出費につながります。
中古の戸建てでは、リフォームによって固定資産税が増える場合もあるため、資金には余裕を持たせるべきでしょう。

3つ目は、周辺環境が事前のイメージと違うリスクがある点でしょう。
例えば、購入する物件の周囲に高い建物がなく、日当たりがよいと思っていたのに、購入後に近くにマンションが建って日当たりが悪くなる、という場合も考えられます。
購入前に周辺の環境についてできる限り調べ、購入前のイメージをより正確なものにしておくと良いでしょう。

 

□中古住宅を購入して後悔した実例を解説します!

1つ目は、予算を気にしすぎるあまり、物件選びで妥協しすぎてしまうケースです。
当然ながら、無理をして予算オーバーの物件を購入することはお勧めしません。

しかし、予算だけを気にしていて、自分たちがこだわりたいポイントはどこなのか、と優先順位を決めずに物件を購入すると、夫婦のどちらかが後悔する場合があります。
家族全員で、こだわりたいポイントの優先順位をつけておくと良いでしょう。

2つ目は、価格の安さだけを見て購入し、後悔するケースです。
中古住宅においても、極端に安いものは特に注意すべきでしょう。
安さだけで住宅を購入後、後から瑕疵(かし)が発覚したり、リフォーム代がかさんで結局高くついた、という場合があります。

しかし、これらの失敗は事前に避けられます。
住宅診断を利用し、追加でかかる費用を想定することで、思わぬ出費に困ることはなくなるでしょう。

3つ目は、周辺環境の下調べが足りなかったケースです。
近所に公園があり、若者が夜中に騒いでいる、といった場合も考えられます。
物件を選ぶ上で、日当たりの良さだけでなく、周囲にどんな設備があるのか、治安は良いのか、といった情報を調べることも重要でしょう。
例えば東京都であれば、警視庁にて犯罪情報マップが確認できます。

 

□後悔している人は意外と多い?リフォーム費用について解説します!

実は、中古住宅を購入して後悔する、という方は少なくありません。
その中でも、リフォーム費用や思わぬ補修費用等、住宅以外の部分で多額の費用がかかってしまったことを後悔される方がいます。
例えば、内見ではわからなかった壁の内部の腐食から、思わぬ補修費用がかかったケースがあります。

リフォームや改修費用など、思わぬ部分で出費が発生する点は、中古住宅のデメリットであり、注意すべきでしょう。
特に、水回りの劣化は内見しただけではわかりにくく、注意して確認するべきポイントです。
水回りの場合は、パッキンが劣化している場合や、水道管が錆びている場合等があります。

しかし、パッキンの劣化は見ただけでは判断できません。
さらに、水道管の錆びは見えない部分なので、内見だけではわからないというリスクがあります。
パッキンの場合は、実際に水を出してみることで、正常に使えるか確認しましょう。

前述のとおり、価格の安さだけで物件を選んではなりません。
中古住宅では、住宅の価格だけでなく、リフォーム費用や改修費用がかかります。
住宅を価格で選ぶ場合でも、それらの費用も含めた価格で検討するべきでしょう。
リフォーム費用や改修費用を見積もるためにも、修繕や改築回数のチェックや住宅診断など、入念にチェックしましょう。

 

□選ぶべき中古住宅とは?中古住宅を選ぶコツを解説します!

中古住宅選びで失敗しないために、建物を見るうえでのポイントは4つあります。
1つ目は、築年数です。
築年数が15年から20年の住宅を選ぶと良いでしょう。

建物の資産価値は、10年を境に急激に落ちる傾向にあります。
つまり、一度資産価値が急激に落ちている築15年から20年の物件を選ぶことで、資産価値が急激に落ちるリスクを減らせます。
資産価値がある程度落ちているため、価格が比較的安い点もメリットでしょう。

2つ目は、設備や住宅の劣化です。
水回りや換気扇のような設備に加え、雨漏り、シロアリ被害等、住宅の劣化は内覧の際に注意して確認しましょう。
シロアリ被害や断熱材の劣化のような、自分で見ただけではわからない項目については、住宅診断を利用すると良いでしょう。

3つ目は、予算ギリギリの住宅を選ばないことです。
リフォームや補修費用など、住宅の費用以外で費用が発生する場合があります。
そのため、予算に余裕のある物件を選ぶと良いでしょう。

この他にも、補修費用を積み立てておく、修繕積立費用を支払う場合があります。
そのため、あらかじめ毎月1万円程度積み立てておき、急な出費に対応できるようにするべきでしょう。

4つ目は、駐車場の広さや家具の配置等をシミュレーションしておくことです。
内装を見ただけで、家具の配置など、ある程度実際の生活イメージは湧くでしょう。

しかし、実際に住んでみると部屋が狭く感じたり、駐車場の広さを考えずに購入し、駐車場が狭くて困ってしまうケースがあります。
中には、家具を置けなくなってしまうケースもあります。

家具や車の寸法を測り、住みやすいかどうか、駐車場の広さに余裕があるか、確かめておくと良いでしょう。
また、特にお子さんがいる場合には、自転車を置くスペースがあるか確認しておくことをお勧めします。
間取り図に家具や車を書き込んでシミュレーションする方法もおすすめです。

 

□まとめ

今回は、中古住宅を購入して後悔した事例や、失敗しないためのポイントについて解説しました。
中古住宅を購入する際には、内覧しただけで安心せず、水回りを自分で入念にチェックしたり、住宅診断を利用するなど、入念に確認しましょう。
弊社は、大阪周辺で中古住宅の購入を検討されている方をサポート致します。
リノベーション向きの中古住宅探しも行っておりますので、ぜひご連絡ください。

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