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注文住宅を建てる大まかな流れと住宅ローンを組む際の注意点を紹介します!
「注文住宅はどのような流れで建てられるのかわからない」
「どれほどの期間が必要になるのか知りたい」
「住宅ローンの組み方がわからない」
このように、家づくりに関して疑問をお持ちの方は多いでしょう。
確かに家づくりは人生でそれほど経験することがないですからわからないことがたくさんあってもおかしくないですよね。
そこでこの記事では注文住宅を建てるまでの流れや必要な期間、住宅ローンの組み方について解説します。
□注文住宅を建てる流れをご紹介!
注文住宅を建てるまでの流れは主に「予算検討」「土地探し」「プランの提示」「工事請負契約」「プランの決定」「着工」「引き渡し」の7つのステップから成ります。
それぞれ詳しく解説していきます。
1つ目のステップは予算検討です。
どれだけ自己資金を用意できるのか、注文住宅にかかる費用はどれくらいか、住宅ローンはどれだけ借りられるのか、予算を計算する際は主にこの3つを明確にしましょう。
また注文住宅を建てるには本体工事費用とその他工事費用、諸費用の3つの費用が必要になりますので、これも把握しておきましょう。
2つ目のステップは土地探しです。
このステップではまずハウスメーカー探しから始めましょう。
理想の住まいを実現できるかどうかはハウスメーカー選びにかかっていると言っても過言ではないからです。
当社はお客様のライフスタイルにマッチした住まいを提案しますのでぜひご相談くださいね。
ハウスメーカー探しと同時に土地探しもおこなっていきましょう。
3つ目のステップはプランの提示です。
ハウスメーカーや工務店と打ち合わせをおこなって、見積もり概算書や資金計画書のような資料作成を依頼します。
見積もりを判断する際に合計金額が安いか高いかで判断するのは危険です。
見積もり概算書の項目は会社ごとに異なりますので諸費用などがどこまで含まれているのかしっかり見極めるようにしましょう。
4つ目のステップは工事請負契約です。
依頼するハウスメーカーもしくは工務店が決まったら契約を結びましょう。
追加の費用がかからないよう、契約の際には希望の仕様や設備があるか、契約内容をしっかり確認しておいてくださいね。
5つ目のステップはプランの決定です。
契約を結んだらさらに詳細に打ち合わせをおこなっていき、プランを決定します。
もしプランに変更がある場合は変更契約を結ぶことになります。
よくある変更点は設備のグレード調整です。
先ほども申し上げましたが、契約の変更には追加費用がかかりますので契約内容はしっかり確認しておきましょう。
6つ目のステップは着工です。
決定したプランをもとにいよいよ工事に移っていきます。
工事が始まる前までに近隣の方に挨拶をおこなっておくと良いでしょう。
最後のステップは引き渡しです。
工事が終わって市町村による完了検査を受けたら引き渡しがおこなわれます。
立ち合いのもと建物に問題がないと確認できれば正式に引き渡されます。
□注文住宅を建てるのに必要な期間を解説します!
ここまでで注文住宅を建てるには多くのステップを踏む必要があることがわかっていただけたでしょう。
しかし、実際どれほどの時間がかかるのでしょうか。
ここでは土地が決まっていない場合と土地が決まっている場合に分けて解説します。
まずは土地が決まっていない場合です。
土地探しから始める場合は遅くても10ヶ月前には始めるようにしましょう。
一年半前から始めると余裕を持って進められるでしょう。
あなたが理想としている土地がすぐに見つかるとは限りませんので、余裕を持って動いほうが賢明です。
次は土地が決まっている場合です。
土地が決まっているパターンとして、現在の住まいを取り壊して新しく家づくりをするパターンと、親から土地を譲り受けて家づくりをするパターンの2つが考えられます。
前者の場合は建物を解体する期間も視野に入れてスケジューリングしなければなりません。
解体業者を探す必要もありますので一年半から一年前を目安に動き始めるようにしましょ
う。
後者の場合は地質調査や土地改良をクリアできればある程度スムーズに進められるため、1年から10ヶ月前から始められると理想でしょう。
□住宅ローンの組み方とは?
注文住宅を建てる際は土地と建物にかかる費用を算出してから同じ金融機関から融資を受けるのが一般的です。
「先に土地だけ購入しておいて、住宅の建築費用はローンを組みたい」
このようにお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ローンの審査ではトータルの予算や建築計画を金融機関に説明しなければなりません。
先に土地を購入するケースでも土地と建物の合計金額が住宅ローンの対象になり、担保も土地と建物が対象になるからです。
そのため、買いたい土地が見つかったら細かくなくても大丈夫ですので建物の予算や建築計画を考えておくと良いでしょう。
早めに考えておくことでスムーズにローンの申し込みができるようになります。
□二本立てやつなぎ融資をご存じですか?
住宅ローンの契約には二本立てやつなぎ融資というものがあります。
単語は聞いたことはあるけれど、詳しくは知らないという方が多いのではないでしょうか。
そこでここではこの2つを詳しく解説します。
二本立てとは、土地の代金と建物の代金をそれぞれ1つずつ住宅ローン契約する方法です。
一本目を土地購入の住宅ローンに、二本目を建物購入の住宅ローンとします。
土地の契約手付金は預貯金から支払うことになりますが、残りの土地残金代は一本目の住宅ローンで支払えます。
また、資金を一時的に調達する方法として、つなぎ融資があります。
建物の工事を進めていく上で着工金や中間金、残代金の主に3回のタイミングで支払いが発生します。
建物代金のうち、着工金や中間金はこのつなぎ融資を利用してお金を支払えるのです。
当然最後の残代金は住宅ローンで支払えます。
つなぎ融資を借りている間は利息がかかりますので注意しましょう。
金利は金融機関によって異なりますが基本的に住宅ローンより高めに設定されていることが多いです。
ですがつなぎ融資を借りている期間はそれほど長くないのでそこまで気にならないでしょう。
ただし、打ち合わせに時間がかかったり、工期が延びたりすると利息が多くかかってきますので注意が必要です。
また、つなぎ融資には手数料がかかりますので別途費用が必要です。
□住宅ローンを支払うのはいつから?
ここまで住宅ローンを組む前提で話を進めてきましたが、みなさんは住宅ローンを組むのが必須だと思いますか。
注文住宅を建てるには必ずと言っていいほど1000万円以上の費用が必要になりますので、多くの方が住宅ローンを組むのが一般的だと考えているでしょう。
そこで住宅ローンの融資が実行されるのはどのタイミングなのでしょうか。
それは建物の引き渡しのタイミングです。
住宅ローンは審査に通ってもすぐに希望額を受け取れるわけではありません。
住宅ローンは土地と家を抵当にするため、建てられた家の所有者が正式にローンの借主になるまでは融資が受け取れないからです。
建物が完成し、登記が完了した段階でようやく融資を受け取れるのです。
□まとめ
今回は注文住宅を建てる流れや必要な期間、住宅ローンの組み方や支払い時期について解説しました。
注文住宅を建てる際には住宅ローンが必須になるかと思いますので、今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
また、当社は大阪周辺で中古物件のリノベーションの依頼を承っております。
お客様のライフスタイルと調和した住まいをご提案しますのでぜひご相談ください。