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外観のリノベーションをお考えの方へ!種類別の費用やポイントについて解説!

BLOG. 2021.12.29

リノベーションを考えているけれど、どんな種類があってどれほど費用がかかるか分からない、とお悩みの方は多いと思います、

今回はそういった方に向けて、特に外観リノベーションにフォーカスして詳しく解説します。
予算1000万円で、どれほどリノベーションが可能かも併せて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 

□外観リノベーションの種類と費用とは?

リノベーションといえば、内装の工事を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、リノベーションは外観のみに施工することも可能です。
そこでこの章では、どのようなリノベーション工事が可能で、それぞれ費用がいくらかかるのか解説します。

1つ目の外観リノベーションは、外壁や屋根の塗装です。

外壁や屋根の塗装は、外観リノベーションの代表例です。
家の外側を塗装し直すことで、家の外観がきれいになるだけでなく、防水性や断熱性を高めることが可能です。

塗装費用の相場は以下の通りです。
一般的な30坪の住宅の場合、
・屋根の塗装は、30万円から60万円(スレート屋根の場合)
・外壁の塗装は、60万円から100万円

ただし、使用する塗料の種類や家の構造、屋根・外壁のタイプで変化します。

2つ目の外壁リノベーションは、外壁の張替えです。

ひび割れがあるなど、外壁の老朽化が見られる場合は、外壁の張替えリノベーションを検討しましょう。

外壁の張替えの費用は、30坪の一般的な住宅の場合、窯業系サイディングを用いると、150万円から230万円程度で施工可能です。

この窯業系サイディングとは、セメントと繊維でできた外壁材で、国内の新築住宅で最も多く使われているものです。
他にも、外壁材には金属系や木質系のサイディング、タイルなど種類が数多く存在します。
用いる外壁材で費用が変動するので注意が必要です。

3つ目の外壁リノベーションは、屋根の吹き替えです、

屋根が老朽化している場合、葺き替え(ふきかえ)などのメンテナンスが必要です。
屋根が老朽化すると、害獣の侵入や雨漏りの恐れがあります。
屋根の葺き替えの費用は、一般的な30坪の住宅で、95万円から240万円程度が相場です。

葺き替え費用に影響する要素は以下の通りです。
・既存の屋根材の種類
・新しく取り付ける屋根材の種類
・葺き替え工事の方法
・下地の補修の有無

リノベーションを聞くと、内装の手入れにばかり目が行きがちですが、外装は内装よりも雨風にさらされる分、寿命が短いです。
住宅を長持ちさせるために、外壁も内装もどちらも手入れしてマイホームと付き合いましょう。

 

□外観リノベーションならデザインリフォームがおすすめ

外観に関して、家や建材の性能を高めることではなく、あくまで見た目の改善に重きを置いたリノベーションをデザインリフォームと言います。

外観のデザインリフォームで最も大切なのは外壁の素材です。
素材は、外観のイメージに大きく影響を与えます。
例えば、吹き付け方式のタイルを使用している場合、その塗料を変えるだけで印象が変わります。

大きく外観のイメージを変えたい場合は、全く別のデザインのサイディングボードを貼り付けて、異なるカラーの塗装をするのがおすすめです。

また、外壁を塗り直すことも見た目を整えるために有効です。
さらに耐水性を高め、住宅を長持ちさせる効果もあります。

 

□知っておきたいリノベーションの豆知識とは?

コストを抑えるコツや、リノベーションにおいて重視しなければならないことなど、外観リノベーションの豆知識についてご紹介します。
ポイントを押さえて賢く外観リノベーションを行いましょう。

1つ目の豆知識は、「まとめてリノベーションをしよう」です。

まとめてリノベーションをすることで、コストを抑えることができます。

外壁の塗装や屋根の修理など、リフォームを安全に行うために必ず足場の設置を行います。
この足場の設置にも費用が掛かり、およそ20万円がかかります。

リノベーションを何度か分けて行うと、そのたびに足場を組みなおす必要があるため、余計にお金がかかります。
今後リノベーション予定の箇所があれば、まとめて施工しましょう。

さらに、一度にリノベーションをすることで、家全体のデザインを統一できるメリットもあります。
部分ごとにリノベーションを行うと、色味や建材の違いによって、デザインのばらつきが生じる恐れもあります。
参考にしたいテイストが決まっている人は、変更したい箇所をまとめてリノベーション依頼しましょう。

2つ目の豆知識は、メンテナンスのしやすさを重視することです。

外壁や屋根は、選ぶ素材の種類によってメンテナンスの周期が異なります。
目先のコストを抑えることを重視し、単価の安い素材を選ぶと、短いスパンで補修工事が必要になり、結果かえって費用がかさむ恐れがあります。
単価が多少高くても、耐久性が優れた素材を選ぶことで、長期的なコストカットが可能にあなる場合もあるため、こういったことを考慮して素材を選びましょう。

また、外壁や屋根の素材だけでなく、コーキング材・シーリング材の種類も住宅の寿命に影響します。
種類や品質に考慮し、予算に合わせて最適なものを選びましょう。

建築素材の中には、雨水や紫外線を利用して汚れがつきにくくなる高性能なものもあります。
他にも、断熱効果の高い塗料など、生活を豊かにする高機能な素材が数多くあります。
住宅の現状に合わせて、導入を検討しましょう。

 

□1000万円でどれくらいリフォームできる?

リノベーションにどれくらいお金がかかるかという情報は多いですが、予算内でどのくらいのリノベーションが可能なのか分かりづらいですよね。
そこでこの章では、予算1000万円でどこまでリノベーションができるのか、事例を交えてご紹介します。

 

*予算1000万円でできるリフォームとは?

スケルトンリフォームという単語をご存じでしょうか。
スケルトンリフォームとは、既存の内装や外装をすべて剥がし、基礎と骨組みだけにすることで、一から作り直せるリフォームのことです。
これを踏まえて予算1000万円前後でできるのは、内装を新築同然に作り直すスケルトンリフォームです(建坪25坪まで)。

一方、内装・外装ともにスケルトンリフォームをしようとすると、1000万には収まらない可能性が高いです。
建坪にもよりますが、外装を含めたスケルトンリフォームには1500万円ほどかかると見込む必要があります。

特に築40年を超える物件では、屋根や外壁など外観の劣化が進行しています。
塗装などの外観リフォームでは、家全体の寿命は延びないため、外装のスケルトンリフォームまで行う必要があります。
したがって、そうした古い物件の場合は、予算1500万円で考えるのが良いでしょう。

 

*予算1000万円で可能なスケルトンリフォーム事例とは?

1つ目の事例は、約60平方メートルの戸建てにおいて800万円でスケルトンリフォームした事例です。

間取りの変更を伴う、比較的規模の大きい工事でしたが800万円で抑えられた事例です。
使用頻度の少ない和室を取り払い、その分リビングやダイニングを拡張しました。
ダイニング・リビング間の壁を撤去することで、リビング全体が開放感あるものに変貌しました。

2つ目の事例は、約60平方メートルの戸建てにおいて940万円でスケルトンリフォームした事例です。

大規模な間取り変更や住宅設備の入れ替えを伴うリフォームでした。
加えて外装工事も行いましたが、外壁の塗り替え等にとどめたため、予算1000万円にとどまりました。

こうした事例から、皆さんのリノベーションに対するイメージが鮮明になれば幸いです。

 

□まとめ

今回は、外観のリノベーションについて詳しく解説しました。
ぜひ当記事を参考に、理想のリノベーションを実現してください。

また、お家のことでお困りの方は当社までお気軽にご連絡ください。

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