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中古住宅のリノベーションをお考えの方へ!断熱について解説します!
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2021.1.23
「中古住宅の断熱について知りたい。」
大阪で中古住宅のリノベーションをお考えで、このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
今回は、中古住宅の断熱方法と、断熱材の種類について解説します。
□中古住宅の断熱方法とは
住宅において、最も熱が逃げやすいのは窓です。
そのため、窓の断熱性能を高めることが最も効果的な断熱方法と言えるでしょう。
窓を取りかえる場合、一般的には大がかりな工事を行う必要があります。
しかし、手軽に取り換えられる方法があります。
それは、内窓をつけることです。
外壁や床を壊すことなく、工期や費用を抑えられるでしょう。
壁や床の断熱までできればそれに越したことはありませんが、その場合、床や内壁をはがす必要があります。
例えば、壁紙やフローリングなどをリフォームする際に、断熱工事を同時にするのがおすすめです。
旧耐震の建物でしたら、耐震補強工事と一緒に行うのもおすすめです。
□断熱材の種類とは
*繊維系断熱材
繊維系断熱材には2つの種類があります。
1つ目は、無機質系断熱材です。
その中でも、グラスウールとロックウールという断熱材が日本では主に使われています。
グラスウールは、最も標準的で最安値の断熱材です。
ガラス繊維が素材であるため、害虫や火災への対策に活用できます。
ロックウールは、高温加工してつくる石綿の一種です。
収音性が高いので空港でも利用されています。
2つ目は、木質繊維系断熱材です。
代表的なものとしては、セルロースファイバーという断熱材が挙げられるでしょう。
セルロースファイバーは、古紙を再利用した繊維です。
また、調湿性に優れており結露対策に活用でき、害虫対策にも効果的です。
応用の効く断熱材なので、幅広い用途で利用されています。
*発泡プラスチック系断熱材
押出発泡ポリスチレンが有名です。
押出発泡ポリスチレンは、ポリスチレンを持続的に発泡させることによって作られた断熱材です。
水や湿気に強いのが特徴です。
また、シックハウスを引き起こすホルムアルデヒドを含んでいないので、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭におすすめです。
*天然素材系断熱材
羊毛や炭火コルクなどが挙げられます。
また、毛を使用し、羊毛の衣服を再利用したものが製品化されており、調湿性に優れているため結露対策に有効な断熱材です。
□まとめ
今回は、中古住宅の断熱方法と、断熱材の種類について解説しました。
中古住宅の断熱性を高めるには、窓の断熱性能を高めるのが効率的です。
そのため、中古住宅のリノベーションをお考えの方は、窓の断熱性能を高めてみてはいかがでしょうか。