お電話
お問合せ

Tel. 06-6131-3411

ブログ

家をリノベーションする際の防音対策とすぐに実践できる防音対策をご紹介します!

BLOG. 2022.4.29

「家をリノベーションする際の防音対策について知りたい」
「すぐに実践できる防音対策を知りたい」
このような考えをお持ちの方は、いらっしゃるでしょう。
防音対策をして快適に暮らしたいですよね。
そこで今回は家をリノベーションする際の防音対策とすぐに実践できる防音対策をご紹介します。
防音対策をお考えの方は、ぜひお役立てください。

 

□防音対策におすすめの素材をご紹介!

防音対策におすすめの素材を2つご紹介します。

1つ目は、遮音性の高い鉄筋コンクリートです。
木材よりも鉄筋コンクリートの方が遮音性が高いため、防音対策におすすめです。
木材で建てられる木造は、柱や梁などに木材を使用した構造を指します。

これに対して鉄筋コンクリートで建てられた鉄筋コンクリート造は、柱や梁など鉄筋でできた枠型にコンクリートを流し込んだ構造を指します。
コンクリートは高音と低音の両方に対して防音性が高いです。

2つ目は、吸音性のあるグラスウールです。
シアタールームや音楽室がある場合は、吸音性に優れているグラスウールで防音対策することをおすすめします。
グラスウールとは、ガラス繊維でできた綿状の断熱材のことです。
伝搬した音が熱エネルギーに変えられるため、幅広い吸音性を有しています。

また、グラスウールだけでなく、ウレタンフォームも吸音性に優れている素材です。
ウレタンは一般的にポリウレタン樹脂のことを指します。
ポリウレタン樹脂の防音のメカニズムは、グラスウールと同じ防音のメカニズムで高い吸音性を有しています。

 

□防音対策に必須の遮音、吸音、防振についてご紹介!

防音対策をしたいが、防音対策についての知識がない方はいらっしゃるでしょう。
そこで防音対策をするときに知っておくべき遮音、吸音、防振についてご紹介します。

 

*遮音対策について

遮音対策とは、空気中に伝わってくる音を遮断して、音が外に透過しないようにする防音対策のことです。
遮音対策をすることで音漏れの心配は少なくなりますが、遮音性が高すぎると室内で必要以上に音が反響する可能性があります。
遮音対策に用いられる素材は、コンクリートや鉄板、石膏などです。

 

*吸音対策について

防音対策とは、音を吸収することで音の反射を防ぎ、音が外に透過しないようにする防音対策のことです。
外に音が漏れずに室内でも音がクリアに聞こえることが特徴です。
ただ、吸音性が高すぎると、反響音が物足りないと感じる可能性があります。
吸音対策に用いられる素材は、グラスウールやウレタンフォーム、ロックウールなどです。

 

*防振対策について

防振対策とは、対象の物体を防振材で支えることで振動の伝達を小さくする防音対策のことです。
壁の薄い家や隣の家と壁を共有しているマンション、アパートの場合は、振動が伝わりやすいです。
防振対策には、多孔質材料や防振ゴムなどの素材が用いられます。

 

□窓と壁と床に施す防音対策についてご紹介!

*窓の防音対策について

窓に施す防音対策を3つご紹介します。

1つ目は、防音ガラスです。
防音ガラスは音によって起こる振動を熱に変えて、音の波を消滅させる原理を用いた防音対策です。
2枚以上のガラスで特殊中間膜を挟み込むことで防音します。

2つ目は、二重サッシです。
二重サッシとは、現在ある窓の内側に窓を1枚付け加えることです。
防音効果が高いことに加えて、高い断熱効果も期待できます。

3つ目は、遮音カーテンです。
遮音カーテンとは、窓に遮音性のあるカーテンをつける防音対策です。
生地や裏面に特殊加工をしたカーテンや生地に樹脂コーティングしたカーテンなど、いくつかの種類があります。

 

*壁の防音対策について

壁に施す防音対策を2つご紹介します。

1つ目は、防音下地材です。
防音下地材とは、遮音下地パネルや防湿遮音シートなどを使用する防音対策です。
防音下地材で防音対策をする場合は、壁自体をリフォームする必要があります。

2つ目は、防音換気口です。
壁には換気口があります。
換気口とは、室内の換気をするために壁面や天井に取り付けられた空気の取り入れ口のことです。
防音換気口とは、換気口を防音効果のあるものにする防音対策のことです。

 

*床の防音対策について

床に施す防音対策を2つご紹介します。

1つ目は、防音カーペットです。
防音カーペットとは、床の上に絨毯やカーペット、コルクなどのクッション性のある敷物を敷く防音対策です。
防音カーペットは、床の1部に敷くよりも全体に敷いた方が防音性が高くなります。

2つ目は、遮音フローリングです。
遮音フローリングとは、遮音性の高いフローリングを使用した防音対策です。
遮音フローリングによって遮音性能が異なるため、遮音性を高めたい方は遮音等級が高いフローリングを選ぶと良いでしょう。

 

□フルリノベーションする際におすすめの防音対策をご紹介!

フルリノベーションする際におすすめの防音対策を4つご紹介します。

1つ目は、気密性と断熱性を高くすることです。
気密性と断熱性に優れた家は、外からの音を気密性で遮り、跳ね返しきれなかった音を断熱材で吸収します。
そのため、遮音性が高く、おすすめの防音対策です。
特に隣の家と距離が近い場合や隣の家の音が気になる場合は、気密性と断熱性を高めると良いでしょう。

2つ目は、防音性の高い建築構造を選ぶことです。
フルリノベーションする場合は、防音性の高い建築構造を選ぶことがおすすめです。
鉄筋コンクリート構造は防音性が高いと言われています。
そのため、防音性の高い家にしたい方は鉄筋コンクリート造がおすすめです。

3つ目は、間取り選びで騒音を軽減させることです。
生活音による騒音を防ぐためには、間取り選びで対策することがおすすめです。
例えば、リビングの上を子供部屋にしないことや、リビングの隣に駐車場を設けないことなどです。
また、水回りのトイレや浴室などは騒音が発生しやすいため、寝室から遠ざけると良いでしょう。

4つ目は、畳で遮音性を高めることです。
畳に利用されているイグサの繊維は吸音性を有しています。
そのため、家庭内から出る騒音を軽減してくれます。
小さいお子さんがいる家庭は、畳を検討してみるのも良いでしょう。

 

□すぐに実践できる防音対策をご紹介!

すぐに実践できる防音対策を3つご紹介します。

1つ目は、家具の配置を工夫することです。
自宅から出る騒音は、壁に伝わって隣の家に聞こえます。
そのため、高い家具がある場合はできるだけ壁側に配置することがおすすめです。
壁側に配置する際は、壁から数センチあけておくことで防音効果が得られます。

2つ目は、ドアや窓の隙間にテープを貼ることです。
ドアや窓の隙間にテープを貼るだけで、防音効果が高まります。
そのため、緊急で防音対策をしたい場合は、ドアや窓の隙間にテープを貼ることがおすすめです。

3つ目は、壁に防音ボードを取り付けることです。
壁に防音ボードを取り付けるだけで、防音効果が高まります。
ただ、防音ボードの重さやサイズはさまざまです。

そのため、お好みの重さやサイズの防音ボードを選ぶと良いでしょう。
また、重量のある防音ボードも存在するため、取り扱う際は注意することをおすすめします。

 

□まとめ

今回は家をリノベーションする際の防音対策とすぐに実践できる防音対策をご紹介しました。
家をリノベーションする際の防音対策とすぐに実践できる防音対策について理解していただけましたか。
リノベーションで防音対策をしようとお考えの方は、本記事を参考にしていただけると幸いです。
また、大阪周辺でリノベーションについて相談したい方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

BLOG.一覧へ